友人の地元まで今日は出向いて飲んできた。
いつも来てもらっているのもあるし、
純粋に行ったことがない土地へ行くのが大好きだからだ。
だいたい、何かが起きる。
そして今夜も起きた。
友人の最寄り駅で別れ、私は不慣れな電車に乗り、家路へ急ぐ。
途中、乗り換えが発生したので某駅のホームで電車を待つ。
その時、その扉で待つのは僕と、もうひとり、緑のあざやかなスカートを履く美女。
駅のホームなので路上のように瞬発力でサッと声をかけない。
なんて言おうか考える。
でも多少酔っているので、こういう迷った時は最初に思ったことを素直に言おう。
しろ「お姉さん、思ったこと、言ってイイですか?」
女性「え、い、いいですけど?」
しろ「あの、、」
女性「はい、、」
しろ「緑色が鮮やかだなと思って」
女性「笑」
こんなんでもオープンするものだ。
本当に思っていることであれば伝わる。
しろ「つい言いたくて。彼氏とでも飲んできたんですか?」
女性「はい、そうです」
どこで飲んできたみたいな話をし、
しろ「その彼氏、結婚する気ないでしょ?」
女性「!! なんでそう思うんですか?」
しろ「そんな顔してたから」
※適当に言っただけ その方が都合がいいから、そうあって欲しくて言った
女性「ちょっとね、まだ付き合ったばかりなんです」
そのころ電車が来た
となりあって座る
彼女と降りる駅は2駅違いだった
それまで十分和める
彼女は25歳の保育士さん。
聞いたところ、彼氏のスマホがちらっと見えた時に、
他の女と2ショットの写真が画像ギャラリーの中にあったらしい。
それで、不信感を覚えてしまって、
不安な時に、僕に声をかけられたとのこと。
しろ「家近いし、また今度話しよ」
女性「ぜひぜひ!」
連絡先を交換し、彼女は先に電車を降りていった。
駅のホーム、
普通は誰も美女がいても声をかけない
でも声をかけたことでこんなタイミングに遭遇することもある。
近くに並んでた男は、
声をかけたところから一部始終を近くで見ていた様子だ。
驚いた様子の表情を終始していた
そりゃ、これだけ和めて連絡先交換しているから当然だ。
でも、驚いた顔をしているだけでは、女にはモテない。
声をかけるか、かけないか。
それだけ。

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